2012年9月3日月曜日

13日目(09/03) 水原華城行宮Vol.1

おはようございます♪

今日の公州は曇り空の朝を迎えましたが
これから向かう水原の天気は予報によると晴れ☀

これから私たちは
ユネスコ世界遺産に数えられている水源華城に囲まれ
ドラマ『大長今(チャングムの誓い)』の舞台としても有名な
水原華城行宮へ向かいます♪





バスに乗って出発!!

これまでお世話になった公州の寄宿舎とはこれでお別れ… 
寄宿舎を始め、食堂や講義棟等
色んな施設でお世話になりました、ありがとうございました(^-^)





…*…2時間後…*…





水原に到着しました!!

これを建てたのは朝鮮王朝第22代正祖大王という人で
彼はこの華城行宮を囲む水原華城(世界遺産)を
父に対する孝心で建てもしました

華城行宮は、1789年に建設された後、移転と拡張を経て完成し
以降正祖が参拝する際はここに泊まっていました

建築当時は正宮の形態を成し、600棟余りの規模を誇っていたそうですが
日本植民地時代にほとんどの施設を失います
1980年代の末頃から復元作業が行われ
遂に2003年に公開されるようになりました

現在は積極的な復元工事により
様々な建物・施設を見ることができます

水原の華城行宮の目玉として
韓国歴史映画・ドラマの舞台を感じることができるのも魅力のひとつ☆

「チャングムの誓い」「イ・サン」「武士城東修」を始め
多くの映画・ドラマの撮影地として使われています

中を廻ってみると、「あのシーンだ!!」と気づくことができるかも!?



【新豊楼】

華城行宮の正門

「新豊」は「国王の新しい故郷」の意




【南軍営】

公係という官衙(かんが)の建物として分類されます
親軍衛(華城の騎兵)が南北に分かれて100人ずつ入職宿衛した所で
こちらはその南側ということになります

当時の衛兵たちが並んで…いるわけではありませんが
当時の武具を再現してたくさん展示されていました



【書吏庁】

書吏は文書の記録や受領、発行を担当する役職で
彼らが使用していたのがこちらの建物です



【神将庁】

華城留守府の神将たちが使用していた建物



【外整理所】

行幸での行事を準備する為の場所です

 こちらには各種朝鮮時代の伝統的な打楽器が展示されています


【福内堂】

華城行宮の内堂で
普段は華城の外官職の家族が居住した場所

子どもが勉強をしています



【長楽堂】

華城行宮の寝殿
正祖大王が恵慶宮洪氏の健康と長寿を祈って
ここに自ら扁額を掛けたということです



華城行宮での祭礼の様子



【奉寿堂】

華城行宮の正堂
正祖の母の還暦の宴が開かれた場所でもあります

正堂へと続く道は、ソウルの景福宮や昌徳宮でも見られるような
3列の石道になっています


王族の儀式・暮らしの様子も人形などを使って再現されています
これが還暦祝いの儀式の再現かと思われます



【維興宅】

正祖大王が行幸の間に留まり
臣下を接見した所です

接見する時のための椅子…??



日時計

米保管庫

「チャングムの誓い」で使われていた衣装の再現

朝鮮時代のごちそう

王族の部屋



☆Vol.2に続きます☆